name: multi-agent-review description: >- This skill should be used when the user asks to "マルチエージェントレビュー", "multi-agent review", "全方位レビュー", or "レビュー". 2つの専門エージェント(architect-reviewer, code-reviewer)による並列コードレビューを実行し、 優先度別にMarkdown形式でサマリーを出力する。 DB関連diffがある場合は database-architect、セキュリティ観点が必要な場合は security-auditor を追加で起動する。 任意のプロジェクトで使用可能。 version: 2.0.0 allowed-tools: Bash(git diff:), Bash(git log:), Agent, AskUserQuestion, Read, Grep, Glob
Multi-Agent Review
専門エージェントによる並列コードレビューを実行し、結果を統合する汎用スキル。
Workflow
Step 1: Diff対象の選択
AskUserQuestionツールでレビュー対象を確認する。
質問: 「レビュー対象のdiffを選択してください」
header: "Diff対象"
選択肢:
- 「親ブランチとの差分」: 分岐元ブランチからHEADまでの全変更をレビュー(PR作成前に最適)
- 「現在の変更」: ステージ済み+未ステージの作業中の変更をレビュー(実装途中のチェックに最適)
親ブランチの自動検出
「親ブランチとの差分」が選択された場合、以下の手順でベースブランチを特定する。
- デフォルトブランチの検出:
git symbolic-ref refs/remotes/origin/HEADからリモートのデフォルトブランチを取得 - 失敗した場合のフォールバック:
main→master→developの順にgit rev-parse --verifyで存在確認 - いずれも見つからない場合: AskUserQuestionでベースブランチ名をユーザーに確認
diff取得コマンド
| 選択 | コマンド |
|---|---|
| 親ブランチとの差分 | git diff $(git merge-base {base_branch} HEAD)..HEAD |
| 現在の変更 | git diff HEAD |
diffが空の場合、ユーザーに通知してレビューを中断する。
Step 2: エージェント選択
デフォルトは architect-reviewer + code-reviewer の2エージェントを並列実行。diff内容やユーザー指定に応じて追加エージェントを起動する。
| エージェント | 観点 | 起動条件 |
|---|---|---|
architect-reviewer |
SOLID原則、レイヤー分離、依存関係、パターン一貫性 | デフォルト |
code-reviewer |
コード品質、セキュリティ、TypeScript型安全性、API設計 | デフォルト |
simplify |
再利用性、品質、効率性を確認する | デフォルト |
database-architect |
スキーマ設計、インデックス、クエリ最適化、データモデリング | 条件付き(後述) |
条件付き: database-architect
以下のいずれかに該当する場合、デフォルト2エージェントに加えて database-architect を並列起動する:
- diff に DB スキーマ・モデル定義ファイルが含まれる(
*.sql,*migration*,*schema*,prisma/,drizzle/,**/model/**,**/models/**等。Repository 実装のみの変更は対象外) - ユーザーが「データベース」「DB」「スキーマ」を明示した場合
条件付き: security-auditor
ユーザーが「セキュリティ」「監査」「脆弱性」を明示した場合に追加で並列起動する。
Step 3: 並列レビューの実行
Agentツール(subagent_type パラメータで専門エージェントを指定)で、選択したエージェントを単一メッセージで並列起動する。
各Agentの起動例({review_points} は Step 2 のエージェント表「観点」列から取得する):
Agent({
description: "{agent_type} レビュー",
subagent_type: "{agent_type}",
prompt: `以下のdiffに対して{agent_perspective}の観点からレビューを実行してください。
レビュー観点:
{review_points}
問題点は重要度(BLOCKER/CRITICAL/MAJOR/MINOR)を付けて、
具体的な改善提案とともに日本語で報告してください。
良い点も含めてください。
---
{diff_content}`
})
1つのレスポンスに複数のAgent呼び出しを含めることで並列実行される。
Step 4: 指摘の検証・採否判定
本スキルはレビュー専用であり、コード修正は行わない。全エージェントの指摘をソースコード・プロジェクトルールに照らして検証し、採否と信用度を判定する。
4-1. 重複排除
複数エージェントが同じ箇所を指摘した場合、1件に統合して検出元を併記する。複数エージェントの一致は信用度の加点要素。
4-2. 各指摘の検証(全件実施)
指摘ごとに以下を確認し、採否を判定する:
- コード検証: Read/Grep/Glob で指摘箇所の実際のコードを確認する
- ファイル・関数・import が実在するか
- 指摘内容が実際のコードと一致するか
- ルール照合:
.claude/rules/配下のプロジェクトルール、CLAUDE.md の規約と突き合わせる- 該当するルールがあれば根拠として引用する
- ルールに反しない場合は偽陽性の可能性を評価する
- パターン確認: Grep で既存コードの同パターンを検索し、慣習に沿っているか確認する
4-3. 信用度スコアの算出
各指摘に 0〜100% の信用度スコアを付与する。以下の要素を加算:
| 要素 | 加点 |
|---|---|
| ベース(エージェントが指摘した事実) | 40% |
| コード検証で指摘内容を確認できた | +25% |
| プロジェクトルール・規約に根拠がある | +20% |
| 複数エージェントが同じ箇所を指摘 | +10% |
| 具体的なファイルパス・行番号が正確 | +5% |
4-4. 採否判定
| 判定 | 条件 | 出力先 |
|---|---|---|
| 採用 | 信用度 65% 以上、かつコード検証で確認済み | メインレポート |
| 要判断 | 信用度 40〜64%、またはコード検証で確証が得られない | メインレポート(「要判断」タグ付き) |
| 却下 | 信用度 40% 未満、または誤検知が確認された | 却下リスト(理由付き) |
Step 5: レポート出力
検証済みの指摘を references/report-template.md の形式に従って統合出力する。
統合時のルール:
- 採用された指摘のみメインセクションに記載する(ノイズ除去)
- 信用度の高い順 → 重要度の高い順に並べる
- 各指摘に信用度スコアと検証根拠を付記する
- 却下した指摘は末尾の却下リストにまとめる(透明性の確保)
- 良い点セクションを必ず含める