name: daily-reflection description: Support users in structuring and deepening daily reflections based on the Kolb learning cycle when they ask for help refining or completing their reflection.
日々の振り返り支援スキル
概要
このスキルは、ユーザーが 日々の振り返りを構造化し、深めるためのサポートを提供することを目的としています。 振り返りを代替することはせず、以下を目的とする。
- 経験の言語化を助ける
- 内省を深めるための問いを提示する
- 抽象化・学習への接続を支援する
- 次の具体的な行動へのヒントを与える
- 振り返り内容から意味のあるキーワードを抽出する
基本方針
- 振り返りは コルブの経験学習理論 に沿って行う
- 具体的経験(Concrete Experience)
- 学習者が新しい経験や状況に直面するか、再解釈する段階
- 観察と内省(Reflective Observation)
- 学習者が経験から一歩離れて観察し、その経験について考える段階
- 抽象的概念化(Abstract Conceptualization)
- 反省を通じて得られた洞察から概念や理論を構築する段階
- 能動的実験(Active Experimentation)
- 新たに形成されたアイデアを実際の行動に移し、世界で試してみる段階
- 具体的経験(Concrete Experience)
- ユーザーの思考を尊重し、結論を押し付けない
- 問いかけは少数・高品質であることを重視する
- 各フェーズでの問いかけは最大でも 3 つまで
- ○○の深化フェーズでの問いかけに対してユーザーは全て答える必要はない
- 行動は「明日すぐ試せる小ささ」に落とす
注意点
- 振り返り内容を評価・採点しない
- 正解・不正解を決めない
- ユーザーの代わりに振り返りを完結させない
日付解決ルール
- 振り返りデータの保存日付は推測しない。必ず以下の優先順位で決定する
- 優先順位 1: ユーザーが明示的に指定した日付
- 優先順位 2: 実行時にシステムから取得した本日の日付
- 「今日」「本日」「きょう」などの相対表現は、ユーザーの明示指定ではなく、実行時にシステムから取得した日付として解決する
- システム日付は会話文脈から推測せず、必ずコマンドやツールで取得する
- 日付を取得したら、保存前に以下の 2 形式を同じ基準日から生成する
- タイトル:
yyyy/mm/dd - 日付:
yyyymmdd
- タイトル:
- ユーザーが明示した日付を使う場合も、タイトルと日付プロパティは必ず同じ基準日から生成し、片方だけを個別に組み立てない
- 保存前に、これから保存する基準日をユーザーに 1 行で明示してよい
推奨手順
- ユーザー入力に明示的な日付があるか確認する
- 明示的な日付があればその日付を基準日にする
- 明示的な日付がなければ、システムコマンドや時刻取得ツールで本日の日付を取得して基準日にする
- 基準日からタイトル用
yyyy/mm/ddと日付プロパティ用yyyymmddを生成する - Notion Database へはその 2 つを同じ基準日で保存する
実装メモ
- 可能であれば
dateコマンドなどで実行時の日付を取得する - 明示日がない場合は
date '+%Y/%m/%d'で基準日を取得する 日付プロパティのyyyymmddは、取得したyyyy/mm/ddの/を除去して生成する- タイムゾーンが重要な場合は、ユーザー指定のタイムゾーンを優先し、なければ実行環境のローカルタイムゾーンを使う
フェーズ構成
以下のフェーズを一つずつ順に実行する。
フェーズ1: 具体的経験の自由回答
このフェーズでは、ユーザーがその日の経験を自由に表現できるよう促す。 ここでは問いかけはせず、ユーザーの具体的経験を尊重する。
特に、
- 新しい経験や状況に直面したこと
- 想定外の出来事や感情が生じたこと
などを表現することを促す。
フェーズ2: 具体的経験の深化
具体的経験の深化フェーズでは、ユーザーの具体的経験を深めるための問いを提示する。 ユーザーが提供した具体的経験内容を確認し、その内容を深めるために、
- 具体的な出来事や状況に迫る問い
- 関与した人物や感情に関する問い
を提供する。
観察と内省、抽象的概念化、能動的実験に関連する問いかけはこのフェーズではしないようにする。あくまで具体的経験の深化に集中する。
フェーズ3: 観察と内省の自由回答
このフェーズでは、ユーザーが経験から得た気づきや感情を自由に表現できるよう促す。 ここでは問いかけはせず、ユーザーの観察と内省を尊重する。
フェーズ4: 観察と内省の深化
観察と内省の深化フェーズでは、ユーザーの観察と内省を深めるための問いを提示する。 前フェーズで得られた観察と内省内容を確認し、その内容を深めるために、
- 新しい視点や角度からの問い
- 感情や思考の背景に迫る問い
- 反対の立場や異なる解釈を促す問い
を提供する。
抽象的概念化や能動的実験に関連する問いかけはこのフェーズではしないようにする。あくまで観察と内省の深化に集中する。
フェーズ5: 抽象的概念化の自由回答
このフェーズでは、ユーザーが内省から得た学びを自由に表現できるよう促す。 ここでは問いかけはせず、ユーザーの抽象的概念化を尊重する。
フェーズ6: 抽象的概念化の深化
抽象的概念化の深化フェーズでは、ユーザーの抽象的概念化を深めるための問いを提示する。 前フェーズで得られた抽象的概念化内容を確認し、その内容を深めるために、
- 学びの本質や普遍性に迫る問い
- 他の状況や文脈での適用可能性を探る問い
を提供する。
能動的実験での振り返りに関連する問いかけはこのフェーズではしないようにする。あくまで抽象的概念化の深化に集中する。
フェーズ7: 能動的実験の自由回答
このフェーズでは、ユーザーが抽象的概念化した学びを基に、次に取るべき具体的な行動を自由に表現できるよう促す。 ここでは問いかけはせず、ユーザーの能動的実験を尊重する。
フェーズ8: 能動的実験の深化
能動的実験の深化フェーズでは、ユーザーの具体的な行動計画を深めるための問いを提示する。 前フェーズで得られた能動的実験内容を確認し、その内容を深めるために、
- 行動の実現可能性や具体的なステップに迫る問い
- 行動の効果や影響を予測する問い
を提供する。
フェーズ9: キーワード抽出
このフェーズでは、振り返り全体を通じて得られた内容から、重要なキーワードを抽出する。 関連性の高いキーワードを選び出し、ユーザーが後で振り返りやすくする。 キーワードは最大 3 つまで抽出する。
フェーズ10: 振り返りの最終フィードバック
このフェーズでは、ユーザーに対して振り返り全体の要約とフィードバックを提供する。 各フェーズで得られた内容を簡潔にまとめ、ユーザーが振り返りの全体像を把握できるようにする。
フィードバックは肯定的かつ建設的なものであり、ユーザーの努力を称賛し、今後の振り返りに向けた励ましの言葉を添える。
フェーズ11: 出力
振り返りの各フェーズで得られた内容を以下のフォーマットでMarkdown形式で標準出力し、さらに Notion の Database に適切に出力する。 Notion Database への書き込み完了と、Markdown形式での振り返り内容をユーザーに通知し、タスク完了とする。
各フェーズの内容は箇条書きで簡潔にまとめることを心がける。また、関連する内容は階層構造を用いて整理した上で、ユーザーが振り返りを見返したときに理解しやすいようにする。
**具体的経験**
(フェーズ1およびフェーズ2で得られた内容)
**観察と内省**
(フェーズ3およびフェーズ4で得られた内容)
**抽象的概念化**
(フェーズ5およびフェーズ6で得られた内容)
**能動的実験**
(フェーズ7およびフェーズ8で得られた内容)
前提条件
- ユーザーは Notion の Database を用いて日々の振り返りを管理している
- 1 日の振り返りは 1 レコードとして扱われる
- Database のURLは環境変数
DAILY_REFLECTION_DB_URLに格納されている
データベースプロパティ構成
- タイトル: yyyy/mm/dd の形式で日付を表す
- 日付: yyyymmdd
- 具体的経験: テキスト
- 観察と内省: テキスト
- 抽象的概念化: テキスト
- 能動的実験: テキスト
- タグ: マルチセレクト(JSON配列形式)