name: execution-patterns description: | 実行パターン詳細ガイド。SubAgent委託テンプレート(5項目必須)、コンテキスト予算チェック (100行超→Extract-to-File)、データ分析委託パターン(Phase分割)、デバッグ鉄則 (3-Fix Limit、根本原因特定まで修正禁止)、リファクタリング戦略(参考コード方式)。 SubAgent委託時、デバッグ時、大量データ分析時、リファクタリング時に使用。 キーワード: SubAgent, 委託, デバッグ, リファクタリング, データ分析, Extract-to-File NOT for: 単純なタスク実行、1ファイル修正、デバッグの根本原因分析手法のみ(→ debugging-guide)、リファクタリング戦略そのもの(→ refactoring-guide) allowed-tools: [Read, Glob, Grep]
実行パターン詳細ガイド
1. SubAgent委託の必須条件と並列構成
委託必須条件(CLAUDE.md「SubAgent強制ルール」の実行詳細)
即答タスク以外で以下に該当する場合、メインAgent単独実装を禁止する:
| タスク規模 | 最低構成 | 起動タイミング |
|---|---|---|
| 標準(2ファイル以上 or 調査+実装+検証の2種以上) | Explore + Verify | Plan確定直後、実装開始前 |
| 大規模(アーキ変更、Tasks 3件以上) | Explore + Implement + Verify | Plan確定直後、実装開始前 |
役割定義
| 役割 | 責務 | subagent_type | model | 起動条件 |
|---|---|---|---|---|
| Explore | 既存コード調査、影響範囲分析、パターン検索 | Explore |
haiku |
常に最初に起動 |
| Implement | コード実装(1 Agent = 1ファイル or 1論理変更) | general-purpose |
sonnet |
大規模タスク時 |
| Verify | テスト実行、動作確認、リグレッション検知 | general-purpose |
haiku |
各バッチ終了時 |
| Architecture | 設計案比較、トレードオフ分析 | Plan |
opus |
feature-dev-hybrid Phase 4 |
コスト最適化: Explore/Verify は haiku で十分(read-only操作中心)。Implement は sonnet。Architecture のみ opus。この構成で全 sonnet 比約60%コスト削減。Agent起動時に
model: "haiku"等を指定すること。
標準パターン(2-Agent並列)
1. Explore SubAgent → 既存コード調査(並列起動)
2. Main Agent → Explore結果を統合し、実装方針決定
3. Main Agent → 実装(1バッチ = 最大3タスク)
4. Verify SubAgent → バッチ検証(テスト実行・動作確認)
5. Main Agent → Verify結果確認 → 次バッチ or 完了
大規模パターン(3-Agent並列)
1. Explore SubAgent → 既存コード調査
2. Main Agent → Explore結果を統合し、タスク分配
3. Implement SubAgent A → ファイル群Aの実装(並列起動)
4. Implement SubAgent B → ファイル群Bの実装(並列起動)
5. Verify SubAgent → 各バッチ終了後に検証
6. Main Agent → 統合・接着・最終確認
委託テンプレート(5項目必須)
SubAgentにタスク委託時、以下を全て提供すること:
1. Goal: このタスクで達成すべきこと
2. Context: 関連ファイルパス・関数名・データフロー
3. Spec: 入出力の仕様(型・値の範囲・エッジケース)
4. Constraints: 既存コードとの整合性要件
5. Verification: テストコマンドと期待結果(fast_verify + final_verify)
必要な情報が全て委託内容に含まれている状態が理想。
Verify SubAgentの委託テンプレート
1. Goal: バッチN(T1-T3)の変更が正しく動作することを検証
2. Context: 変更ファイル一覧、変更内容の概要
3. Spec:
- fast_verify: [最短の実行可能な検証コマンド]
- regression_check: [既存機能の破壊がないか確認するコマンド]
4. Constraints: テスト環境の前提条件(Docker, DB状態等)
5. Verification: 全テストPASSED + コンソールエラーゼロ
2. コンテキスト予算チェック(データ分析SubAgent向け)
SubAgentにデータ抽出・分析を委託する前に、以下の基準で予算超過リスクを判定する:
| 危険信号 | 閾値 | 対応 |
|---|---|---|
| SQLクエリ結果の合計行数 | >100行 | Extract-to-File方式に切替 |
| レポート出力の想定行数 | >150行 | セクション分割して複数SubAgent |
| 1SubAgentあたりのSQLクエリ回数 | >10回 | フェーズ分割 |
| データ期間 × セグメント数 × 指標数 | >500セル | Extract-to-File方式必須 |
Extract-to-File方式(強制パターン)
Phase 1: データ抽出SubAgent
- SQLクエリ → Python → CSV/TSVファイルに出力
- 出力先: project/boradmtg/tmp/{テーマ}_{YYYYMMDD}.csv
- SubAgentのコンテキストにクエリ結果を保持しない
Phase 2: 分析・レポートSubAgent
- Phase 1の出力ファイルを入力として読み込み
- 分析 → Markdownレポート出力
- 必要に応じてセクション別に複数SubAgentに分割
中間ファイルルール
| 項目 | 基準 |
|---|---|
| 配置先 | project/boradmtg/tmp/ |
| 命名 | {テーマ}_{YYYYMMDD}.csv |
| ライフサイクル | レポート完成後に手動削除(.gitignoreで追跡対象外) |
| フォーマット | CSV(ヘッダー付き、UTF-8) |
禁止事項
- 100行超のSQLクエリ結果をSubAgentのコンテキストに保持すること
- データ抽出 + 分析 + レポート生成を1つのSubAgentに詰め込むこと
- 中間ファイルなしで大量データを次フェーズに渡すこと
3. データ分析委託パターン(委託前チェックリスト)
大量データ(SQL/Excel)を扱うSubAgent委託前に、以下のチェックリストを実行すること:
1. データ量見積もり
- 行数 = 期間数 × セグメント数 × 指標数
- 例: 8ヶ月 × 15セグメント × 20指標 = 2,400行 → Extract-to-File必須
2. 予算判定
- 100行超 → Extract-to-File方式
- 150行超出力 → セクション分割
- 10回超クエリ → フェーズ分割
3. 分割判断
- Phase 1: データ抽出 → CSV出力(1 SubAgent)
- Phase 2: 分析・レポート(テーマ別に1 SubAgentずつ)
- Deep Diveは1テーマ1SubAgent
4. 中間ファイル配置
- 出力先: project/boradmtg/tmp/
- 命名: {テーマ}_{YYYYMMDD}.csv
禁止事項
- 100行超のSQLクエリ結果をSubAgentのコンテキストに保持すること
- 3フェーズ(抽出→分析→レポート)を1SubAgentに詰め込むこと
- 中間ファイルなしで大量データを次フェーズに渡すこと
4. デバッグ鉄則
根本原因を特定するまで修正に着手しない。 3回修正失敗で停止。
詳細は debugging-guide スキル参照。
5. リファクタリング戦略
参考コード方式で横展開。
詳細は refactoring-guide スキル参照。