name: thinking-debate description: ディベート思考を用いた多角的な意思決定プロトコル。
ディベート思考
核心: 論題設定 → 賛成/反対の往復 → 争点の顕在化 → 結論
論題の立て方
良い論題: 具体的で、賛否が分かれうる
✓ 「UserServiceをマイクロサービスに分割すべきである」
✓ 「認証にJWTを採用すべきである」
✓ 「テストカバレッジ80%を必須にすべきである」
悪い論題: 曖昧、または一方的
✗ 「良いコードを書くべきである」(誰も反対しない)
✗ 「何か改善すべきである」(具体性がない)
実行プロトコル
1. [論題設定]
「〇〇すべきである」形式で論題を設定
例: 「GraphQLを導入すべきである」
2. [賛成側の論拠]
導入・採用のメリットを列挙
- 直接的メリット
- 間接的メリット
- 将来的メリット
3. [反対側の論拠]
導入・採用のデメリット・リスクを列挙
- 直接的デメリット
- 導入コスト
- リスク・不確実性
4. [争点の顕在化]
賛否が分かれる本質的なポイントを特定
- 「結局何が論点なのか?」
- 価値観の違い
- 前提の違い
- 情報の違い
5. [評価基準の設定]
何を優先するかを明確にする
- 短期 vs 長期
- コスト vs 品質
- スピード vs 安全性
6. [結論導出]
評価基準に基づいて結論を出す
- 条件付きの結論もあり
- 「〇〇の場合は賛成、△△の場合は反対」
出力テンプレート
## ディベート分析
### 論題
> [〇〇すべきである]
### 賛成側の論拠
| # | 論拠 | 重要度 |
|---|------|--------|
| 1 | ... | 高/中/低 |
| 2 | ... | 高/中/低 |
### 反対側の論拠
| # | 論拠 | 重要度 |
|---|------|--------|
| 1 | ... | 高/中/低 |
| 2 | ... | 高/中/低 |
### 争点
1. [本質的な対立点1]
2. [本質的な対立点2]
### 評価基準
| 基準 | 重み | 賛成側 | 反対側 |
|------|------|--------|--------|
| [基準1] | 高 | ○ | × |
| [基準2] | 中 | × | ○ |
### 結論
- 判定: [賛成/反対/条件付き]
- 理由: [...]
- 条件: [成立する条件があれば]
併用パターン
| 併用する思考法 | 役割 |
|---|---|
| メタ思考 | 評価基準を先に確定 |
| MECE | 論拠の漏れを防ぐ |
| クリティカルシンキング | 各論拠の妥当性を検証 |
アンチパターン
| やりがち | 問題 | 対策 |
|---|---|---|
| 勝ち負けを意識 | 本質を見失う | 評価基準を先に決める |
| 評価基準が曖昧 | 結論が出ない | メタ思考で基準を明確化 |
| 一方だけ深掘り | バイアスがかかる | 賛否同程度の論拠を用意 |
| 論題が曖昧 | 議論が噛み合わない | 「〇〇すべき」形式で具体化 |
注意
ディベートは「勝つ」ためではない
目的は「最善の意思決定」であり、「自分の主張を通す」ことではない。反対意見を真剣に検討することで、よりロバストな結論に到達できる。